森林セラピーがお休みの間、
友人に借りた畑をひたすら開墾しています。
私が住む山北町では、
「耕作放棄」をしてしまったみかん畑や茶畑が目立ちます。
あっという間に荒地になり、
そこを野生動物に荒らされたりと、
まさにイタチごっこの状態。
実は、
この友人がある日突然亡くなってしまいました。
畑の一部を借りたばかりで、
なんのノウハウもなく、
友人が大根や玉ねぎを植えていた場所は、
ただ荒れていくばかり。
みかねて少しずつ草取りをしたりしていましたが、
1年が経ち、
ご遺族から正式に畑全部をお借りすることになりました。
友人は朝5時から畑を耕し仕事に行っていたそうですが、
私は早起きが苦手。
ゆっくりペースですが、
土の中にいる時間は、
まさに私にとってのセラピー時間です。
「A Small Green Recovery」
私は野菜よりも樹木の方が好き。
少しずつ、
木の芽も育てながら、
森林の再生に役立つ何かができたらなと。
今、一つの種が、
葉を茂らせる樹になるまで、
何年もの時間が必要です。
今できることをやってみる。
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