森歩き日記 Vol.44
- 森林セラピスト Masumi Lily K.
- 2024年2月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年2月25日
二月
この月の参加者さんは毎年ゼロ
だけどそれは私にとって大切な自分時間
一人でもずっと西丹沢の山の中にいたい
西丹沢に行くと
必ず古巣のVCのスタッフに挨拶し
時間がある時は地元の人のところに寄って
ちょっと話をして帰る
私は必ず誰かに見守られて生活している
この土地を愛し
そこに住む人たちを尊敬し
何よりもそこにいる自分が自然でいられること
今いる場所が
幸せであるならそれでいい
そこにいる人たちが
自分にとって居心地の良い人たちであるなら
それが安心感だと思う
不安がないと言ったら嘘だけど
若かった時
見栄を張ったり
道理に沿って生きなきゃいけなかったり
しがらみや
ステータスに縛られる
もうこの年齢になると
そういうのどうでもいいよねって
ちょっと悪い自分が出てきたりもする
私には理想の家族はいない
だけど
そんなことに縛られることなく
職場に行けば
私のことを気遣ってくれる人がいる
森林セラピーでも
いつの間にか立場が逆転して
私の話を真剣に聞いて心配してくれる人もいる
そう
そして
お金も人も循環するものだと思う
頂いた対価は
また誰かに還元し
思いやりは
また誰かへのお返しとなり
受け取った愛情は
またその人へ
返されるべきものとなる
だけど
自分ばかりが損をしているとか
不平等であるとか
幸せになれないと思っていると
いつしか
指の隙間から
掴めるはずの幸せがこぼれ落ちる
私は思う
時に人を思いやれるのは
血の繋がりでもなく
家族でもない
歳を重ねるごとに
そう思う
後悔しない人生を送ろうと
山に登っている時
もし踏み外せば
一瞬で終わり
どんなに上級者であっても
運悪く
踏み外せば
そこで全てが終わる
だから
私は山に登るのかもしれない
運試しなのかな
#森林セラピー #森林浴 #神奈川
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