通じ合う心、通じ合わない思い November 23rd 2022

今日の参加者さんは
実は私のもう一つの職場の仲間で
自然が好きだから
ぜひ参加してみたいと
しかし終日雨の予報
昨日までの天気は何処へやら
みんなでおしゃべりするのもありかなと考えつつ
やはり
私がどうしてこの仕事をしているのかを伝えたくて
そういえば
前にも以前の職場の人達が来てくれた時
雨だったなあと思い出しつつ
やや強引に山の中へ
気持ちが通じ合う人
思いが通じない人
みんなが通じ合って
気持ちよく仕事ができれば
ストレスも無くなって
平和な社会になるのに
でもそうならないのは
なぜだろう
まだ100年も前ではない時代に生まれていたら
私たちは戦争のさなかにいた
「道徳」とはなんだろうと考えることもなく
世論に流され
その運命にあらがう事なく生きた時代
自分の意見や価値観を伝えたり
選択することなどできなかった時代
戦後
急速なスピードで
暮らしは楽になり
もっと楽になるための欲求は高まり
豊かな世の中で
汗水垂らしてひたすらに体を動かすことよりも
頭の中で考えを巡らせる時間が増えてしまったのかもしれない
もっとよりよくと考える人もいれば
自分が闇雲に働かなくても
そこにいれば周りが働き社会が勝手に動いてくれる
楽すれば得
そんな世の中になってしまったのかもしれない
でも
もっとよりよくと考える人がいるおかげで
私たちは物質的に豊かな生活を送ることができている
もしよりよくと考える人がいなくなったら
私たちは原始的な暮らしに戻るしかないのかもしれない
10年後の私たちの暮らしは
これまでの10年よりもっと早いスピードで変化する
人の心と体はどこまでついていけるのだろう
人間には好みがあって
合う人もいれば合わない人もいる
求める価値観の選択が多様になってきた今
人は複雑化し
心が読めなくなる
そんな時
静かな山の中は
ザワザワとする心を鎮めてくれる
雨音に耳を傾ける
そんな時間も大切です