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執筆者の写真森林セラピスト Masumi Lily K.

jineko秋号に掲載されました! September 17th 2021


株式会社ジネコさんから、待望の雑誌が送られてきました。

「jineko」はフリーマガジンですが、主に不妊治療専門のクリニックなどに置いてある雑誌なので、なかなか一般的にお目にかかることはなく。

そこで、担当者の方に了解を得て、ページを掲載させていただきました。


当初、取材はてっきり不妊治療中のカップルが参加されると思っていたのですが、

まさかの妊婦さん!

ガイドとして、初めての挑戦でした。

しかも数日前には雨が降り続き、

沢は茶色に濁った濁流・・・


ハラハラドキドキしながらも、平静を装っていましたが、

写真の端々に力みが見られる(笑)。

そんな努力の甲斐あってか、

素敵なページに仕上がっていて嬉しかったです(涙)。


参加者さんは、日本で有数の素晴らしい森と山を有する富山と長野のご出身。

現在のお住まいは東京。

地元には高齢の祖父母がいて、

東京から戻ってきたと言われると気を遣うというご時世。

里帰りもできずにいたため、

似た景色の西丹沢に来ることができて嬉しかったそうです。


いろんなことにチャレンジしてみるものですね。


そんな私も密かに改名(笑)していました。

お仕事の時(ビジネスシーン)は、「兼重」を名乗っています。


このジネコさんのテーマは「女性の健康生活」をサポート。

今では当たり前のように女性も働く時代。

結婚、出産、子育て・・・更年期。

男性と違って、女性はある程度これらの時期が決まっている。


残念ながら、決められた階段を登っていくことができなかった私。

離婚した時に、職場に知られることに抵抗があり、

旧姓に戻せず、現在に至ります。

でも、最近では女性は旧姓を名乗ってもいいなんて意見もあり、

戸籍上はそのままですが、便利に「兼重」を名乗っています。


今は、離婚も不妊治療も珍しくない時代。

私の人生の選択は、おかげさまで充実したものになっていています。


そして、これからもっとガイドの仕事の幅を増やしていきたい。

西丹沢にとどまらず、

もっといろんな場面で森林セラピーをやってみたい。

でも、もし私に家庭があって子供がいたら、

こんな自由な選択はできなかったでしょう。


家族はいませんが、一日限定で、妹ができたり、親戚のおばさん気分が味わえたり、

一期一会の出会いは、

私の生活になくてはならないものになってきています。


おかげで、山で出会ったパートナーにも、

たまにですが、ガイドのサポートをしてもらっています。


さて、話題は変わりますが、

各地で豪雨被害があったりと、

西丹沢の環境もあちこちで変化しつつあります。

私がガイドをする際には、

「変化」は自然であることをお伝えするようにしています。

環境問題等に言及するわけではなく、

これまでも私たち人間は自然環境の変化の中で生き抜いてきているということ。

時にはどんな知恵を持ってしても、

この変化を止めることはできないと感じることがあります。


私たちの社会も便利になって当たり前。

その便利さと豊かさを手に入れるため、

今では女性も男性も一緒になって働かなければ、経済が回らない。


でも、時々この山の中の不便さに身を置いてみると、

なんだか、この空間の方が落ち着くなと感じることがあります。


頑張って働くことは必要なことですが、

そんなに便利にならなくてもいいんじゃないかなと思うこともあったり。


そんなに働かなくても、

やりたいことに専念する時間って、

なかなか作れないのは何故なのかなあ。


森林セラピーで気をつけていることは、

自分の考えを押し付けないこと。

あくまでも、参加者さん自身に感じていただくこと。


でも、それが意外と簡単なようで難しい。


ちなみに、偶然ですが私も不妊治療経験者です。

でも、あるとき気が付きました。

もう、そういうタイミングでもないということを。


さて、2期2会でもなんでも、また皆様の参加をお待ちしています。




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