私が西丹沢に移住したことをきっかけに知った
「森林セラピーガイド」という仕事

​それまでは東京、横浜、アメリカを転々としながら、なかなか落ち着く場所がないまま40歳を超え、24時間拘束される仕事の負担や人間関係の悩みを抱えながら過ごしていた日々
これ以上都会に住み続けることが難しい、そう感じてそれまでのキャリアなど全てを捨てて、一人で立ち上げたのが

　　　　　「Forest Edge」＝森の端っこ

​ちょうど神奈川県そして丹沢の端っこにある「西丹沢」
土着性のない私なのに、今は家族のような存在である地域の人に助けられながら、少しずつ想いを形にしています

ここには
悩みを抱えながら一人で来る人
仲間と明るくはしゃいで来る人
多種多様な人が来られますが
どんな人にも対応できるプログラムを用意して
オールシーズン活動中です

私自身、たくさん、たくさん、壁にぶつかってきた人生
いつも運よく誰かに助けてもらったように、その恩返しの意味でも一人でも多くの人が重い荷物を置いて、心を軽くしてここで過ごしてもらえるようにという想いで取り組んでいます

また、ここで生活することでより深く感じる自然の恩恵
それを一人でも多くの方に知っていただけるよう、休日は登山をしながらボランティア活動も行っています

森林セラピーに適した環境である西丹沢は「国定公園」＝自然保護区域です
丹沢の他のエリアに比べてアクセスも不便なことから「秘境」とも呼ばれ、静かな環境でセラピーを体験していただける場所でもあります

そして、自分らしい生き方を継続するためにも、看護師としての仕事も続けながら、私のスペシャリティーでもある「死生学」を森林セラピーに取り入れた、「グリーフケア」も行っています
カウンセリングではなく、悩みを聞くのでもなく、不安な気持ちを少しでも忘れる時間を提供すること

　私自身
　何度も心が折れて
　諦めそうになった人生を
　救ってくれたのが
　新たな「生きがい」と
　新しい「生活場所」でした

　元気な人もそうでない人も
　一期一会

　誰かのためにではなく、私自身のために

　まだまだ不十分なところも多々ありますが
　最低「10年は続けること」が目標に

　会うのは一度きりの方も
　また会いにきてくださる方にも
　
　良い思い出になる一日が提供できるようにと
　フリーランスのガイドとして活動しています。
　
　そのためには
　西丹沢の森と山と沢が
​　永遠に美しいままでありますように